ロシアワールドカップが開幕し、各試合で熱戦が広げられている中、韓国とスウェーデンの試合が変わった内容で話題となっています。
その内容とは、VAR判定があったということ!
試合結果は0対1で、試合の決め手となった後半20分のPKによる得点だったのですが、VAR判定によって覆ったPKによる失点だったんですよね~。
ん?VARって何?
サッカーにこんな専門用語ってあったっけ??笑
ということで今回は、VAR判定なんなのか、どんな意味で略なのかなど、サッカーに詳しくない方のために分かりやすく解説をしていきたいと思います!
Contents
VAR判定とは何?
VAR判定がどのような判定なのか、全く分からない方や、言葉しか知らない方にも分かりやすく解説していこうと思います!
VAR判定を実際の動画でチェック!
まずは、百聞は一見に如かずということで、実際にあった韓国対スウェーデン戦の動画を見てみましょう!
こちらが、実際のVAR判定となった時の動画になります。
PKになるかならないかは、かなり重要な判定なので、一時プレーが中断し、何やら厳正に判定しているのがこの動画内の雰囲気で分かりますよね~^^
VAR判定ってどんな意味で何の略なの?
さて、VAR判定がなんぞや?ということなんですが、「ビデオ・アシスタント・レフェリー(Video Assistant Referee)」の略になります。
ちなみに、読み方は「ヴイ・エー・アール」とまんまです笑
動画や単語からだいたい予想がつくと思うんですが、撮影・録画されたビデオを活用して、ゴールやファウルなど大事な局面での判定を正確にするため、審判(主審)の補助するシステムのことです。
本来ならピッチで笛を吹く主審と、サイドラインを走る副審2人で判定するのですが、死角で見えなかったりすることも多々あります。
そこで導入されたのが、このVAR判定で、審判1人、アシスタントレフェリー3人、リプレーオペレーター4人がスタジアム外でつねに数台のモニターで試合を監視しているんですよね^^
そしてビデオ判定が必要だと判断したり、主審が重大なミスをしたりした場合に、主審に伝え、モニターで再度チェック後に改めて判定をすることができます。
ビデオチェックにはもちろん多少時間がかかるのですが、当然アディショナルタイム(ロスタイム)に加えられるため、主審はしっかりと時間を使って正確に判断することができるんですね~。
「サッカーの審判補助システム」の一つで、ビデオ判定のVAR判定以外にも、ホークアイなどを用いた機械判定である、ゴール・ライン・テクノロジー(GLT)があります。
そもそもVARの言葉自体は、ビデオ判定のレフェリー(人)のことを指しますが、まだ浸透していないせいか、VARが「制度」や「ビデオ判定」と言わているみたいですが、まぁ個人的にはどっちでもいいですね^^
VAR判定はどんな時に使われるの?
VAR判定が使われる時ですが、使われる場面は下記の4場面に限定されています。
ゴール判定
ゴールラインをボールが割ったのかどうかの場面
PK判定
ペナルティエリア内でのファールが、PKを与えるほどのプレーだったかの場面
一発退場
レッドカードとなるファールだったかの場面
選手への処分
主審が選手を注意したり退場させたりした時の場面
また、VAR判定が行われ待っている間は、スタジアム内に設置された大型モニターに、問題となったシーンやその判定中の様子が映し出され、その後どのような判定になったのか観客に伝えれます。
VAR判定はいつから始まった?
VAR判定が始まったのは、2013~2014年頃からオランダフットボール協会から、ビデオ判定システムを試験的に始めたのがきっかけのようです。
その後、形式的なテストを各国で長~く何回も繰り返し、今回のロシアワールドカップ2018から導入されました。
まさか、いきなり初戦でこんなふうに役立つとは、という感じですよね!
未来的で公正に判断するためにはかなり役立つ一方で、少し判定に数十秒時間がかかるため、熱が収まったり、待ち時間があるのが今までなかったので、一部で微妙な意見が聞こえてきそうです(;^ω^)
VAR判定についてネットの反応は?
このVAR判定について、世間やネットがどのように感じているのか、気になったので調べてみました。
VAR判定自体は最早動かざる証拠なので文句のつけようがなく、次に目をつけたのはVAR の採用基準。これは絶対出てくると思ったわw
— HAKA (@odorikohaka) 2018年6月18日
VARに「泣く」という表現をみたがしっくりこないぞ。VAR判定を要求したけど認めてもらえなくて試合後ビデオみたらやっぱファールだった、とかならわかるけど
— Cer Morishima / チェル☆もりしま (@certamente_mor) 2018年6月18日
自分が見た限りでは今のところVAR判定は100% PKになってるな笑🧐
— もとよき (@k_motoyoki) 2018年6月18日
VAR判定取られない様にお願いしたい!><w
— まさはん@ アンビリカルケーブル補修中! (@masahan88) 2018年6月18日
毎日サッカーを観れる楽しさ(^^)
スウェーデン🇸🇪VS韓国🇰🇷
今大会から導入されたVAR判定によるPKでの1点でスウェーデンが逃げ切る。
でもあのスライディングでファウル取らない審判も審判だなと…途中から見だした嫁がネイマールどう?って黄色いユニフォームだけどブラジルじゃないしねー(笑)
— 江口充 カレー王子こと江口組4代目 (@eguchance) 2018年6月18日
VAR判定に異論はないけど、あれだけ間を空けてビデオで確認ってやっぱり違和感
— ろまろま⊿ (@rornarorna) 2018年6月18日
VAR判定あったらおもんない笑
— 宮下楓花 (@miyaccer4101) 2018年6月18日
こうやって見てみると、賛否両論というか、VAR判定について否定的な意見もあるというのが分かりましたね~。
間違いなく技術の進歩により公正な判定になるのですが、審判の人間的な判断も正直、必要だったりするところもあるじゃないですか??
そのため、慣れていない今、ちょっとだけ不自然な感じもしますよね~^^
VAR判定についてのまとめ
- VAR判定は、「ビデオ・アシスタント・レフェリー(Video Assistant Referee)」の略。
- サッカーの審判補助システムの一つで、2013年~から試験が行われた。
- 今回のロシアワールドカップ2018から導入された。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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