サターンリターンの最新話23話は2020年2月10日の週刊ビッグコミックスピリッツ2020年11号に連載されております!
ここでは、サターンリターンの最新話である23話のネタバレについてや、感想・考察を紹介していきたいと思います!


Contents
サターンリターン23話のネタバレ
午睡の国
曲を歌い切る理津子に、えみがマイクで「いーかがんに、してください。」と切り込む。
えみはひとの家族が死んでるのに…、男がどう、女がどうだの、みんな大人として、兄が死んだことどう責任とるつもりなのか…答えて… と、兄が死にたがってることを小説に書いた理津子に問いかける。
これに理津子は小説に書いた…けど「それが?」という反応だった。
えみはその態度にムッとするーー…それは理津子の小説で、兄は引っ込みがつかなくなったと考えていたからだ。
兄は理津子に助けを求めたのに、それを面白がってネタにしたこと、理津子に後悔の念がないのか、えみは甚だ疑問であった。
「え!?もしかして…自分、あの『ナントカの国』の小説家!?」
そんな時、話の間に入ってきたのは美優だった。
美優は理津子が『午睡の国』の作者だと知り、サインをもらおうと紙を探し出すーー…その様子に、ハヤトは彼女が小説とか全然知らないのに…と驚いた。
「知ってる…っていうか、アオイにすすめられたの!」
アオイは美優に『コレ、俺のこと書いているねん』って言ったそうーー…美優はアオイが死にたがってたのも小説で知った。
アオイは美優にも死ぬことを匂わせていたのか…と小出が驚くと、ハヤトは自分も知っていたという。
ハヤトはいっとき、アオイと一緒に住んでいたのだが、アオイはそういう甘え方を誰にでもするやつなのだというと、美優は激しく同意するのだった。
家族たち
「……知ってたのに、止めなかったんですか?」
えみは持っているマイクを落とし、思わず立ち上がる。
みんな大人で、ちょっとは兄の“死”に何かできたかもしれないのに、兄のことただのファッションメンヘラとか思ってたのか…と腹を立てるえみ。
家族が『死にたい』なんてこと、『どうせ口だけやろ』って思えたらどんなに楽かーー…えみは家のなかに目を離したら死んでしまう人を抱えて暮らすのが、息がしずらかった…と打ち明ける。
生きてたあいだはハラハラして、死んでしまったら後悔で、前も今も家の中が息苦しくて仕方ない。
兄は3ヶ月前フラッと帰ってきて、『俺の人生死んだほうがマシ』とか言って笑ったけど、最初はいつもの鬱の波だと思ったえみ。
そういうのが今まで何回かあったし、仕事が中々続かないせいあったし、薬のんでたらまた元気になると家族は思っていたーーー…。
母親が兄の自殺未遂を止めた時までは。
「そん時から全部変わった。」
家の中はいっつも緊張してて、お母さんもお父さんも寝れへんようなったーーー…と、えみは当時のことを詳しく話し出すのだったーーー…。
死
薬のんだか、夜は息をしてるか、朝は目を覚ますかどうか…監視にならないように、毎日見張り続ける家族。
兄の出かけ先や、買ってる本とかも内緒でチェックしていた。
そうやっていつも息を潜めてるせいで、家の中は学校よりも色んな音がしてた。
冷蔵庫の音、点いてないテレビの音、兄の息ーーー。
それが安心で時々心苦しく、えみは兄の自殺の日遠回りして帰ったのだというーーー…そうしないと、おかしくなりそうだったから。
「でも玄関あけた瞬間、『あ、いま…家じゅうの音ぜんぶ消えてる』って。」
その時のこと、えみはずっと考えている。
あの時自分が早く帰ってたら?学校とかも辞めて24時間付き添ってたら?死にたい人の死にたい気持ちってどれくらい寄り添えば止めれたのか?
「できたかもしれへんことは無限にある、でも、今できることは何ひとつ残ってないの。私たち全員、だから黙って空気が戻るのを待つだけ。」
目に大きな涙を溜めるえみは、理津子に兄の言う『死』という言葉は、一体なにかを問う。
小説のネタにする以上に考えたことはあったのかーー…兄とちょっとでも真剣に『死』と向きあったことがあるのかを聞いたのだ。
理津子はアオイと一緒に車を走らせた日のことを思い出すーーーー…。
自分とアオイのなかで『死』とは、たぶんあの夜を境に、意志をもつ生き物みたいに大きくなっていった。
轢いてしまったシカーーー…それを車の前から引きずる理津子ーー…車の中で歯をガタガタと震わせるアオイーーー…過去の秘密が明らかとなるーーー…!?


下に書いたよ~
サターンリターン23話の感想・考察
サターンリターンの最新話、いかがでしたでしょうか( ´∀`)
お…重かったですね…今回。
といか、テーマ自体が重いので、あたりまえっちゃあたりまえなのですが…。
えみが語る、家族の中での緊張感…とても伝わってきます。
色々考えて、それでもどうしよもなくて、後悔ばかりしてしまう。
それなのに周りの大人たちは、そんな後悔を感じさせることなく、生活している。
理津子に至っては小説にまで取り上げて…何がしたいんだ…って感じなんでしょうね。
帰ったら兄が部屋の中で首を吊っているのがわかるーー…ましてや、自分がいつもより遠回りで帰った日に。
辛すぎます…(ノД`)…
理津子の思い出す過去の秘密ーーー…
以前からちょいちょい出てきていた、ドライブの時のことですね。
目をつむって運転して、動物をひいてしまう。
血だらけのシカを引きずる理津子と、車の中でただただ泣いて身体を震わすアオイが対照的で…なんだか怖いです。
この夜を境に、2人の中での『死』がどうやって変わっていったのか…次回必見です。




週刊ビッグコミックスピリッツの他の作品も見てみよう!無料で読む方法も教えるね!
週刊ビッグコミックスピリッツの他作品もネタバレ記事書いてます♪見ていってくださいね(*’ω’*)



無料でみれるんだよ?

今なら、U-NEXTを使えば、サターンリターン23話を含めた週刊ビッグコミックスピリッツ2020年11号も今すぐ無料で読めるので、登録してみてくださいね!
↓ ↓ ↓
※無料期間中に解約すれば、お金は一切かかりません!
\解約方法はこちら!/
ちなみに今なら登録無料で1ヶ月お試し期間がついてきますし、登録後にあらゆる作品が楽しめる600ポイントがもらえますよ!(*’ω’*)また、すぐに解約もできますので、どうしても必要なければ、1ヶ月以内に解約をすると、追加料金の心配はないですね!




最後までお読みいただき、ありがとうございました(*’▽’)


大好きだよっ


コメントを残す