ぼくの輪廻の最新話38話は2020年1月24日発売のCheese!2020年3月号に連載されております!
ここでは、ぼくの輪廻の最新話である38話のネタバレについてや、感想・考察を紹介していきたいと思います!


Contents
ぼくの輪廻38話のネタバレ
いざ高野山
頭を打った乃木はなぜか病院ではなく高野山に行こうと言い始めました。
ついて行った花撫は現地に到着し登山を進めていくうちにふとあることに気がつきました。
(このあたりはもしかして)
とある1箇所を編集者と一緒に掘り出す乃木、思い出し続ける花撫。
乃木が掘り返し始めたこの土地は、かつて花撫がヤイとして栄賢と暮らし、また、済子として生涯を閉じた小屋のある場所だったのです。
再会
済子はお供の者たちと到光を待ち続けました。
斎宮の時代の自分を思い出させるための衣装に身を包み、毎日きちんと身綺麗にして。
しかし、無念なことに到光との再会は果たせずに絶命したのでした。
当時を思い出し涙ぐむ花撫は、聞こえてきた悲鳴に顔を上げ、二人の元に近寄ります。
「あった…記憶は正しかった」
乃木は二体の白骨死体を前に語ります。
この二体は済子と到光であると。頭を打った時に蘇った記憶は気のせいではなく本物であったこと。
「つまり僕は彼等の生まれ変わりだったんだ」
乃木が語るには、到光はずっと済子を探し続けていたが手がかりはなく年数が過ぎていき26年目のこと。
父の馴染みに挨拶するために高野山へ訪れた時、初めて訪れたはずの景色に違和感があったことがきっかけでヤイと暮らしたことを思い出したけれど、かつての地までたどり着いた時にはもうそこに人はいなかったこと。
到光は残されていた白骨の纏っている白い衣装にやはり済子がここに存在していたことを察し、残りの命が尽きるまで寄り添ったこと。
「そしてもうひとつわかったことがある。君が済子なんだろ?」
念願かなって
「君なんだろ?君が・・・僕の運命の人だったんだ・・・」
乃木に抱きしめられ、ついに花撫の目からも涙がこぼれます。
「うん・・・私も嬉しい!!」
(よかったこの人が本物で・・・努力が無駄にならないで済んだじゃん!!)
花撫の心の中で今までの思いが駆け巡ります、しかし。
(おかしい・・・なんでこんなにときめかないの?)
会えたことにばかり気持ちが入り、肝心の乃木への恋心がイマイチ盛り上がらないのです。
家に戻ってからも、乃木のことを好きになるおまじないという自己暗示をかける日々。
(好き好き大好き、に、なーれ)
ベランダで一人自己暗示をかける花撫のスマホに着信が入ります。
編集者からの電話に応答はしたもののにべもない態度でもう漫画は描かないと意志を伝える花撫。
編集者の言葉に待ってくれているファンのことを一瞬思い出すも、サイン会でのことを思い出してしまって突っぱね、通話は終わりました。
そして代役によって描かれた漫画は惨憺たる出来具合で、立ち読みした本屋で愕然とする花撫の姿がありました。


下に書いたよ~
ぼくの輪廻ネタバレ38話の感想・考察
遂に乃木が花撫こそが運命の相手であると気がつきましたね。
良かったね花撫!のハピエンにならなさそうな空気ですが・・・なんでしょうね、暗雲が立ち込めるというか花撫の気持ちに陰りが見えてきたというか。
もう花撫と乃木は幸せになれない、結ばれない絆になってしまったのかもしれないとまで思ってしまいました。
それにしても到光の思い出し方がアホエロ感半端ないですよね。
思わず笑ってしまいました。
ちなみに次号では続きの代わりに新作読み切りが発表とのこと。
あこ先生のファンとしては新作も楽しみなのですが、花撫の心境の変化と、ひっどい出来になってしまった漫画のファンの反応が楽しみでもあるので複雑な心境です。




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