茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれな皇帝に見初められて~の最新話12話は2020年5月6日のプリンセス2020年6月号に連載されております!
ここでは、茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれな皇帝に見初められて~の最新話である12話のネタバレについてや、感想・考察を紹介していきたいと思います!


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Contents
茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれな皇帝に見初められて~12話のネタバレ
茉莉花の作戦
美しく着飾った茉莉花と玉霞は赤の皇帝陛下の元へと伺う。
「…へぇ白の皇帝も気が利くじゃん そうそう女性官吏を指名してんだから、そうしててくれないとね」
2人を見て赤の皇帝陛下はそう呟くやくーー…これに玉霞は悔しそうに手をギュッと握るも、何食わぬ顔で期待に添えるよう誠心誠意お務めする…と言って退席するのだったーーー…。
部屋を出た後、茉莉花は玉霞に堪えてくれたことについてお礼を言う。
「あら昨日茉莉花が言ったんじゃない」
そう言って昨日のことを思い出すそぶりをするーーー…。
茉莉花は昨日玉霞に、赤の皇帝陛下の前で着飾ることを提案した。
それはもし自分たちがこの仕事に失敗して三人目の責任者が選ばれるてその人が無事やり遂げたとする…すると天河は“できなかった人”になってしまうと茉莉花は考えた。
でも自分たちが世話役を務めあげられたら“暁月が女好きだったから”“女性官吏だからできた”ということになるーー…だから天河の名誉回復にもなると。
「やれることは全てやりたいと私に言った あなたに恥じるような振る舞いはしないわ」
玉霞は納得してこの格好をして仕事に励むつもりーー…午後からも頑張ろうと茉莉花に笑いかけるのであったーーー…。
贈り物
「こちらが翡翠 こちらが珊瑚を使った歩揺です」
赤の皇帝陛下に言われて午後は宝飾店での物色を手伝っている茉莉花たち。
茉莉花はこれは皇后さまへの贈り物を探しているんだ…と確信する。
夫婦の絆を尊ぶ赤奏国では、即位時に皇帝の妻だった者がそのまま皇后になるーー…そして今の皇后さまは13歳だそう。
あらかじめ珀陽にそのことを聞いていた茉莉花は、贈り物だったら歩揺がいい…と提案する。
赤の皇帝陛下が皇后はもっと子どもっぽいのが似合うと思うけど…と言うので、茉莉花は皇后の年頃だと少し背伸びしたくなるものかと…と返すと赤の皇帝陛下は納得した。
「…でこれはあんたの指示?」
赤の皇帝陛下は玉霞に向かってそう話すと、玉霞は少し驚いた顔ーー…そんな時茉莉花がすかさず「そうです」と答えた。
玉霞の指示で、赤奏国の禁色でもある“深紅”に近い色の宝玉を用いたものは出していない…と話す茉莉花に、赤の皇帝陛下はいい心がけだと言ってくれる。
でも俺はそんな心のせまい男じゃない…と赤の皇帝陛下は言うので、紅玉を使用したものも出す。
「ーーうん 眺めるだけのもいいけど、今似合うやつもないとね」
赤の皇帝陛下はそれを手に取り、ふっと微笑んだ。
そんな様子を眺めていた茉莉花は天河の“俺が一つだけ感じたのは”という言葉を思い出す。
『もしかしたらあの方は本来は感情で動くような方ではないかもしれません』
というと、視察中や移動中さりげなく周囲に目をやりずっと退路の確認を怠っていなかったから…自ら警護を撒くような行動をしていながら…だ。
だから茉莉花も赤の皇帝陛下の乱暴な振る舞いには何か裏がある…と感じているのだったーーー…。
ワガママ
茉莉花はお昼の少しの時間に、春雪にお願いしてたものを取りに行く。
それは『良家の坊ちゃんが出かけたときに言い出しそうなわがまま』リストが、今の仕事で必要だったからだ。
わがままリストには狩りに行きたい…や、歩きたくないので馬車を用意しろ…などいろんなころが書かれていた。
春雪は田舎の平民なのに…とそういうことは本物の坊ちゃんである蘇芳に聞けば…と言ってくるも、蘇芳は良い人だったので大したことはでてこず…春雪に頼んで正解だった。
「相手を困らせることならアンタの方が詳しいでしょ 後宮なんて嫌がらせばっかじゃないの?」
春雪はそんな偏見を茉莉花に投げかけるが、茉莉花はあそこはこういう直接的なことじゃなく真綿で首絞めるようなやつだから…と想像の斜め上の答えが返ってき、春雪たちは引くのだったーーー…。
「よくわかったわね 突然狩りをしたいと言い出すかも、なんて」
案の定赤の皇帝陛下は予定を変更し狩りへ…リストは役に立ち、玉霞は茉莉花を褒めた。
茉莉花はこれは友人の考えてくれたリストのおかげだし、あとは皆が準備をしてくれたおかげで自分は何もしていない…と褒められることを躊躇する。
「何を言ってるの その子に考えるよう頼んだのも、それを私に提案したのもあなたでしょう」
玉霞は茉莉花に自分の成果をちゃんと認めなさい…とハッキリ言う、それは自身への過大評価も過小評価も周囲には同じくらい迷惑だからだ。
さっきの宝飾店だって茉莉花は当然のように、赤の皇后についての下調べや禁色への配慮…出来る限りの準備をしていた。
なのに玉霞は…きっとまだ心のどこかで、自分にとって“嫌”なこの仕事をおざなりにしていた…と反省する。
そんな時赤の皇帝陛下が狩った鳥を調理してくれないか…と言ってきたので、茉莉花は反応して駆けつける。
「…負けてられないわね 私も」
そんな茉莉花を眺めながら玉霞はそう呟くのだったーーーー…。
事件
夜、赤の皇帝陛下の食事が始まる。
茉莉花は赤の皇帝陛下は何をしにきたのか…と訪問の本当の目的を考えるも分からずにいた。
でもとりあえず…“だからお膳立てしたんだ 今回のは特しかない仕事だよ”と言った珀陽の望みは、茉莉花が世話役の務めを果たすことだ…と今やるべきことに茉莉花は取り組もうとする。
そんな時禁色のお召し物に、赤の皇帝陛下の従者が粗相をしてしまう。
白楼国の人間なら茉莉花が仲裁に入るところだがそうではない…ここで首をはねるとか言い出したらどうしよう…と茉莉花は最悪の事態を想像する。
「赤の皇帝陛下 もしよろしければお召し物を替えられている間だけでも、楽の音をお楽しみくださいませ」
そう言って琵琶を持って現れたのは玉霞だった。
珀陽が赤の皇帝陛下に「どうだい?」と聞くと、赤の皇帝陛下は少々不機嫌そうではあったが玉霞に琵琶を弾くように言う。
茉莉花はこのスキに従者から禁色のお召し物を預かり、シミ抜きをする。
「茉莉花」
そんな時珀陽がコソッと笛を渡してほしい…との合図があったので、茉莉花は急いで渡す。
後宮にいたころよく噂は聞いていたーーー…当時は裏方で走り回って茉莉花はきけなかった。
後宮では『皇帝陛下の笛の音はそれはもうすばらしいのよ』と聞かされていた。
玉霞の琵琶、珀陽の笛、そして赤の皇帝陛下には二胡が渡されて演奏が始まるーーー…それはとても美しい音色なのであったーーー…。
どこまでいっても女の子
演奏が終わって玉霞が横に引いたので、茉莉花は玉霞に駆けよって琵琶も弾けたのですか…と目を輝かせる。
玉霞は久しぶりに弾いたから酷いものだった…よくきこえたのなら珀陽と赤の皇帝陛下のおかげだと話す。
しかし茉莉花からしたらあの場を収めるという考えばもう素晴らしかった。
やっぱり芸というのはきちんと身につけないとだめ…自分はもう弾き方を忘れてしまった…と茉莉花がしゅんとしていると、玉霞は茉莉花はどんな曲が好きかと聞いてくる。
「花三彩です!」
そう笑顔で答える茉莉花に玉霞は笑った。
「ーーあなたって本当に女の子ね そしてそれを恥じない」
“恥”という言葉に茉莉花はイマイチピンときていない様子。
すると玉霞は女性の教養だって教えられた琵琶を本当は弾きたくなかったことを打ち明ける。
でも好き嫌いの前に、本気を出そうと思える気持ちや、着飾ることや琵琶を奏でることが目的のための手段になることを茉莉花が教えてくれた。
「女性官吏全員が男の官服を着て、女であることを否定する必要はないのかもしれないわ」
玉霞は少し頭が固くなっていたのかも…と茉莉花に近づき、自分と同じ考えしか認めないなんて…それじゃ皇后派と同じよね…と小さく呟いて去っていくのだったーーー…。
新しい時代へ
夜中、茉莉花は今のうちに報告書をやっちゃわないと…と机に向かって意気込んだ。
本当は玉霞に書き方を聞きたかったけど武官に呼ばれて行ってしまって聞けず…以前の報告書の写しを確認し、後宮のと形式が一緒だったので茉莉花は書き進める。
「うん わかりやすくて良い報告書だ」
そんな時珀陽が後ろからぬっと現れたので茉莉花は驚いて立ちあがろうとするーー…のを珀陽にとめられ、珀陽は横に座ってくるのだった。
「ーーうん 贈った服よく似合ってる」
茉莉花の服をじっと見た珀陽はそう言ってくれたので、茉莉花はお礼を言う。
しかし珀陽は子星から茉莉花が男物の官服がほしい…と言うのをきいたので、せっかくきれいな格好が似合うのに…と残念そうにした。
男の官服を着ても中身は変わらない…と珀陽に言われ、茉莉花はそんなことわかってはいるが…文官としての覚悟を示した方がいいと思ってのことなのだ。
「私は 茉莉花にかわいい女の子でいてほしいけどね」
そんな茉莉花に珀陽はすっと後ろ髪に触れて囁いてくれる。
茉莉花はこれに優しいお言葉嬉しいです…とアッサリスルーしたので珀陽はがっくり。
ふー…と珀陽は息をつき、先の三カ国会談を思い出して…と言う。
外交において大事なのは主導権を握ること…そのためには相手に自分を手強いと思わせなければならない。
あの日会談の場で綺麗に着飾り微笑む茉莉花は、誰よりも異質で理解しがたい存在だったーーー…“女性らしい”ことが不利にならなかったということだ。
あの手は珍しくなくなったら使えないだろうーーー…でもきれいな女性官吏が珍しくないということは、女性らしくしていても“官吏という認識しかされない”ということ。
「今までの女性官吏ーーー…蘭香や玉霞が望んだ 能力のみで判断される時代だよ」
女物の官服を着ることに抵抗のない茉莉花なら…この過渡期を乗り越えて新しい時代へ希望を渡すことができる…と珀陽は茉莉花の手を握った。
茉莉花はそれはたしかに自分の役目かもしれない…と思うのだったーーー…。
ワガママの真意は
報告書を終え、茉莉花と珀陽は廊下を歩く。
すると珀陽は思い通りにいかないことがあったとき、枠組みの中の自分を変えようとするか枠組み自体を変えようとするか…手段は2つだけど、茉莉花は平穏だから前者だろ…と言い当てられる。
もちろんそれは悪いことじゃない…しかし茉莉花が男物の官服を着ても、蘭香や玉霞にはなれない…ということだ。
そしたら茉莉花には変えてくれる人を見ているしか…と少し残念そうな顔をしていると、「簡単なことだよ」と珀陽は教えてくれるのだったーーーー…。
「…女ってすごいねぇ」
赤の皇帝陛下は外から流れる切ない楽の音と灯篭の光で涼をとらせようなんて…男にこの発想はないなと驚いていた。
文句をつけなきゃいけないのにつけどころがない…と赤の皇帝は呟く。
「そこをなんとかもう少しの間頼むよ」
そう言って現れたのは珀陽だった。
新しい世話役はどうだ…という珀陽に、赤の皇帝は満足満足…とめんどくさそうに答える。
そして赤の皇帝はこの忙しい中わざわざここへ来ているのだから、珀陽に白状するように言う。
「アンタに頼まれてやってるこのワガママには、何のイミがあるワケ?」
赤の皇帝の問いに、珀陽は不適に微笑むのだったーーーー…。


下に書いたよ~
茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれな皇帝に見初められて~12話の感想・考察
茉莉花官吏伝の最新話いかがでしたでしょうか(*゚▽゚*)
きれいに着飾った茉莉花…めっちゃかわいいです。
もちろん玉霞さんは美人…素敵。
男に混じるから男らしく…負けないように…というのはあるのかもしれません。
それは今の時代でも。
この話を読んでいると、今の時代と見比べちゃいます。
昔の方がもっと厳しかっただろうに…今現在でも平然とそんなものは残っている。
なんだか悔しいですね(;´д`)
だからこの時代を茉莉花はどうやって成長していくのか…とても楽しみです。
さて赤の皇帝のわがままですが…まさかの黒幕は珀陽!???
赤の皇帝…ふつうに悪い人じゃなさそうですもん(⌒-⌒; )
高感度だってあがり気味ですもん…皇后の贈り物選んでるとことかよかったです。
しかし悪い顔するなぁ…珀陽…。
これは茉莉花のため…手柄を上げさせたいってことなのかな?
…でもこんなやり方で茉莉花は喜ぶのかしら…と思ったり。
珀陽の思惑きになるところですが、次回は8月号…再来月の掲載です。
楽しみに待ちましょう〜♪




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プリンセスの他作品もネタバレ記事書いてます♪見ていってくださいね(*’ω’*)



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