コールドゲームの最新話13話は2020年2月13日のベツコミ2020年3月号に連載されております!
ここでは、コールドゲームの最新話である13話のネタバレについてや、感想・考察を紹介していきたいと思います!


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Contents
コールドゲーム13話のネタバレ
運命の人
“かわいそうな娘が願うと、ハシバミはドレスと金の靴をあたえ”
“お城に行けるようにしてくれました”
この民話に沿って、カミラも一時期庭にハシバミの木を植えることを真剣に検討したことがある。
一応時の王家の血の流れを汲む家柄ではあったが、つまりはそんなことを願う暮らしだったのだ。
「カミラ!どうして、どうしておまえは醜女なのだ!!」
カミラの兄は、カミラに直接そんなことをよく言った。
兄は名家に生まれながら、狭い領地と小さな古い館に閉じ込められたことに不運を感じていた。
せめて妹が美しくあれば…ふさわしい家に嫁いでいれば…と嘆くので、カミラは兄が有能で家を再興する才覚があれば問題ない話でしょ…と思うも、兄は自分のことは棚にあげる。
商人あがりのベクレール家との縁談をアルミはやは受けた方が…と兄に話すも、商人あがりは兄にとって卑しい家…自分の家の品位を貶めるので受けるなという。
兄はなんの才能もないくせに…いえ、なんの才能もなからこそ血筋だけを自慢している男ーー…兄のおかげでカミラの婚期は遅れるばかり。
けれど死んだ父に代わり、兄が当主になった以上カミラは従わなければならない。
この上、兄嫁に子供などできれば居心地が悪くなるばかりか、どうしたものか…と思っていた頃のこと、
「喜べカミラ!!おまえを王がお召しになったぞ!!」
ようやく王も自分たちの家の重要性に気づいた…と、兄は喜びカミラを送り出す。
カミラにとってもそれは、まるでハシバミの魔法にかかったようだった。
カミラは兄とは違うーー…兄が言うほどひどい醜女とは思わないが美しくはなく、気が回り人を楽しませるほど陽気でもなく、これといって秀でた才能のないことを自分でよくわかっている。
カミラはアルナと出会った時“神の愛し子”…そんな言葉が浮かぶ、光輝かんばかりのアルナに、自分とは何もかも違うと感じる。
アルナはこれから自分と入れ替わってもらう…と申し訳なさそうにしたが、カミラはその出来事はまるで物語の住人のようで、彼女は自分の運命の人だと思うのだったーーー…。
捜索
スミレ(アルナ)はカミラの死体探しをするーー…しかしアーサーはそれが無駄どころか厄介なこと…とひどいことを言った。
仮にも自分の妃であった方をきちんと弔うことが厄介というのか…と怒るアメリ。
それで良心が痛まないのか…と言うと、「え?全然?」と悪びれる様子がアーサーには全くないので、「人でなし、魔界小僧、金髪ゴブリン」と悪口を吐いてスミレは1人でカミラを探しに行くのだったーー…。
なんかすごい斬新な悪口言っていったぞ…と、エドワードはヒドイのはあんただろ…と突っ込んだ。
「たった2人きりの主従だったんだ アルナ様を殺され捨てられたままにしたくないの、当然だろ」
このエドワードの言葉をアーサーは甘いと感じる…当分アルナの死は外交上隠しておきたいーー…死体探しなどして目立ってどうするのか…そんなことはスミレもわかっているはず。
しかしエドワードはこっそり弔ってやるくたいいいじゃないか…とアーサーに一人残されたスミレの身にもなってみろ…彼女を国に帰してやる気はないのか…と問う。
「はっ まさか…あれを手元から放す気はない」
そうアーサーはカミラが死んだからといって、スミレを帰す気なんて全くないのだったーーー…。
スミレに対する感情
そもそもスミレとは何者か…とアーサーが言うので、エドワードはアルナの護衛として女騎士が…とそのままの回答をするが、そんなはずはない…とアーサーは確信している。
「王家に嫁ぐ娘が連れてくる侍女はだいたい2種類に分かれる ひとつ醜女、ふたつ美女」
ひとつ目はもちろん女主人の引き立て役、ふたつ目は王が女主人を気に入らなかった場合の代わり…どんな形でも王をつなぎとめるためのだ。
妃の生家が王に求めるのは子作りのみーー…血のつながった次世代の王を生み出すためなら、あの手この手なんだってする。
子ができたら用なし…いつ寝首かかれるかと思ったら怖くて手が出せるか…とアーサーは妃らのえげつなさを語る。
「……さてそこでスミレだ あれはどちらにもあてはまらない」
どう見ても女主人より美しいのに、侍女ではなく男装の騎士としてあらわれた…女が男装をするなど教会に“異端”と吊し上げられる危険があるのに…だ。
B国はアルナを差し出すことに乗り気ではなかったが、それ以上にスミレも差し出したくないそうーー…それは一体なぜなのか、スミレは一体何者かのか…アーサーは気になる。
それがはっきりするまでアーサーはスミレから目を離すことができないと言うが、それは何かと鍛えてやったり助けてやったりする理由にはならないのではないか…とエドワードは突っ込む。
アーサーは王様って生い立ちからしょうがない部分はあるかと思うが、何かと裏を読んで絶対に陥れられないようにしてるハリネズミのよう…賢すぎて単純な感情にまで理由づけしている…とエドワードは考察する。
「あんたわりかし本気でスミレのこと好きだろ、それだけのことだ」
エドワードの言葉にアーサーはなんとも言えない表情をする。
アーサーはスミレを好きなのに、わざときついことを言って距離をとろうとするーー…それはいつか本当に隣に人がいなくなるからやめとけ…とエドワードは忠告した。
アーサーはそのようなことをエドワードの口から聞けたことに感心した…なんというかアーサーは悪いことを考えるのが楽なのだという。
裏切られるなら最初から好きにならないほうがいい…愛が与えられないなら期待しないほうが楽…失うくらいなら誰かを愛するのはとても…アーサーにとって怖いものなのだーーー…。
怖いけど…
『本当にこわかったのです』
カミラはアルナと入れ替わってこの国に変わるのは、とても怖かった。
けれどなんの取り柄もなく誰からも好かれなかった自分が、この美しいアルナの代わりになるなんて…。
今まで袖を通したこともないサラサラの絹のローブ・金糸銀糸の刺繍…ときめかまかったと言えば嘘となる。
そして何より、誰もが憧れるであろうアルナの一番の友人になれるなんて…なんと幸運なのか…とカミラは目を輝かせた。
しかし実際国に入ってアルナはアデールやエドワードたちと仲良くなっていくーー…自分の運命の人はアルナだが、アルナにとっての運命の人とは限らない…そうカミラは早いうちに悟るのだったーーー…。
交わらぬ意見
スミレたちは捕らえたものの1人に、どこにカミラをやったのかを聞きながら捜索を続けたが難航している。
ロバートが身分高そうな娘っ子を連れてここまで運ぶのはつきあったそうだが、そのあとのことは何も知らないそうなのだ。
死体なんて森の中じゃあっという間に動物に食い散らかされてボロボロだ…とひどいことをいうアーサーを、スミレは睨む。
あれだけ反対していたアーサーだが、カミラ捜索に付き合ってくれている…が、嫌な言い方ばかりをするのだ。
ムッとするスミレにアーサーは、スミレの願い通りに捜索もしているのに何が不満かと問う。
これにスミレは、もしアーサーが大事にしている人の遺体が“ボロボロ”だの悪し様に言われたら不快に感じないのか…と聞き返す。
「なぜだ?」
しかしアーサーはサッパリとした答え。
魂が抜け死んだ人間はただの物ーー…それはもうその人ではないというのだ。
アーサーは飽くほど死体を見てきたーー…残された者がどんなに願い祈ったところで生き返った者は一人もいやしない。
死んだら終わり、だから醜く這いずってでも生きるしかない…この世に奇跡も魔法もありはしないのだから…というアーサーに、
“ああ…この人の纏う闇は重いーーー…”
スミレは、彼の強さが痛ましく思えてしまうほど感じる闇に苦しくなるのだったーー…。
こうまで探す理由
「…ーーでも、奇跡や魔法……のような人の気持ちはあると思います」
自分にとってカミラはそうなのだ…とスミレは話す。
しかしアーサーから見れば、スミレは害のない凡庸な女にしか見えなかったし、スミレ自身“弱い”と評していたではないか…と返す。
スミレがこうもムキになって忠義だてするのは、死なせてしまった罪悪感からか…とアーサーは推測するので、スミレはそれもある…と話す。
「でも私はあまりにもアルナ様を知りませんでした 知ろうともしていなかった」
ロバートという男はカミラをアルナだと微塵も疑っていなかったーー…。
カミラはなぜ『私はアルナではない』と命乞いをしなかったのだろうーー…とスミレはそれが頭から離れずにいた。
カミラは本当は弱い人なんかではなかったのだろうーーー…スミレはそう感じるのだった。
愛と憎しみ
『私は弱い人間です』
カミラはアルナに慣れ慣れしくするアデールにイライラしていた。
自分でさえ遠慮しているのに…とアデールを成り上がり貴族の下品な子…醜女!…と心の中で思うカミラーー…これはまるで兄としていることと同じことでは…と自分でゾッとする。
カミラは大好きなアルナに変なことを言って、嫌われたら…不快に思われたらどうしよう…そう思って口ごもれば会話も弾まなかった。
それをそんな気遣いもできず、ぐいぐい近づいてアルナと打ち解けられるヒューズ家の兄弟がカミラは大嫌いだった。
やがて敵にしろ、味方にしろ、アルナの周りは華やかな人たちで埋め尽くされ、カミラの居場所はなくなっていくーー…。
この国もアンの脅しも恐ろしかったカミラだが、この国から逃げようと決意したのはアルナのためーー…彼女をこの危険な国から逃さなければ…そうしたら彼女から感謝だってされて一番の友人だとわかってもらえる…とカミラは考える。
「頭を冷やしなさい、カミラ そんなことできるわけないでしょう」
しかしアルナに一蹴され、初めてカミラはアルナを憎んだ。
傷つけて思い知らせてやりたいーー…とカミラは自分がアルナの正体をばらしてあげる…と言うと、アルナは怯えた表情をした。
美しくて気高くて手の届かないアルナを自分が怖がらせるーーー…それは身震いするほどの喜びだった。
はるか高みにいた人を支配できたような…自分がものすごく力があるように錯覚するカミラ。
このままいけばアルナに言うことを聞かせて国に帰る…いつまでも何の取り柄もない冴えないカミラではないのよ…と自分にだってやればできる…と自信を持ち始めるカミラーー…
しかしそんなんとき、何かの罰なのか…カミラはロバートに剣を向けられるのだったーーー…。
友よ
スミレはカミラの捜索を続けるーーー…すると彼女の靴の片方を見つけるのだった。
結局見つかったのは片方のそれだけーー…スミレはまだ捜索をつづけようとするが、十分もう探したのでこれ以上見つけるのは難しそう。
そんな中、アーサーは民話で『魔法の解けた娘は片方の靴だけを残し去ってしまうーー…』というものがある…と話す。
「…だとしたらその後娘はずっと幸せに暮らさなきゃだめです こんな結末はだめなんです」
カミラが国外に逃げようとしたのは、立場を弁えぬ大罪ーー…正直スミレだって腹を立てたり迷惑だと思ったりしていた。
でも…だからこそ、カミラは正体を言って逃げてもよかったのに…と何ともいえない気持ちがスミレを襲う。
しかしカミラは剣を突き立てられ、アルナに手出しさせるものかーー…と怖い気持ちもあったが、身をていしたのだ。
スミレは涙を流すーーー…彼女にはどんなにわびても感謝しても足りないーー…侮って守っているつもりで守られていたことに今気づく。
もう確かめようがないけれど、カミラが自分を想ってくれた心は本物ーー…それが強すぎて眩しいくらいに。
「きっとあるんです…死者でも残してくれる奇跡みたいな想いって…きっと」
そう涙するスミレにアーサーは「…ああ かもな」と返す。
『私は金の靴の姫君になれなかった でも姫君の幸せを願うハシバミにはなれるーー…ではごきげんよう、私の愛したお姫様 どうかご無事で幸多からんことを』
カミラはそう願うのだったーーーー…。


下に書いたよ~
コールドゲーム13話の感想・考察
コールドゲームの最新話いかがでしたでしょうか(⌒▽⌒)
今回は終始カミラの話でした。
なんとも寂しい気持ちになりましたね…。
たしかにカミラは美しくもなく、愚かなこともしてしまったーー…
けどそれは全部アルナを想ってのことでした(ノД`)
カミラの死によって、ようやくアルナは自分が思われていたことに気づく。
だからこそカミラを懸命に捜索してるんでしょうね。
まぁ自分に連れてこられて殺された…ってこともあるのでしょうが…。
なんとも悲しい展開…アルナが進む道は本当にいばらの道ですね(⌒-⌒; )
アーサーはアーサーでアルナの気持ちを理解できないようですが、最後はわからないなりに同調したのが、少し変わろうとしているのかな…と感じとれよかったです。
でもアーサーは誰かを愛するのはこわいと話すーー…しかし惹かれる2人。
なんとも難しい恋ですね。
今後どんな展開が待っているのか…また2ヶ月後を楽しみに待ちましょう♪(´ε` )




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最後までお読みいただき、ありがとうございました(*’▽’)


大好きだよっ


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