亡国のマルグリットの最新話21話は2020年9月4日のプリンセス 2020年10月号に連載されております!
ここでは、亡国のマルグリットの最新話である21話のネタバレについてや、感想・考察を紹介していきたいと思います!


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Contents
亡国のマルグリット21話のネタバレ
ニコラと指輪
ルネはニコラが“ルナリア王の指輪“を持っているということに気づく。
なぜニコラがそれを持っているのかーー…そもそも王の指輪が本物なのかを疑う。
しかしあの重み、使い込まれて角が取れた細工と年月を経た金の柔らかな色合いと輝き……偽物とは考えにくいという結論に至った。
ニコラは指輪の意味を知っているのか、ルナリア王と何か関係があるのかーー…ルネは推測するが『そんなことありえない』と思おうとする。
でも性別を偽って生活したり、農村育ちで読み書きできるというだけでもニコラは普通じゃない。
皆にはわからないルナリア訛りがニコラだけ聞き取れたり、ルナリアの人たちに妙な肩入れをしたりーーーー…
「なんだ…これ」
気になることが多すぎるのだったーーーー…。
繋がり出す
ルネは喉が渇いたためレオたちがいる部屋へと入る。
そこでレオはジョエルに、王都に帰ったはずのジュリーがなんでラグノーなんかに来たのかを聞いている。
ジョエルはジュリーがサフィロス領内の大叔母のところへ行く途中ーーー…縁談を断ったはずのルビニス伯の息子に追いかけ回されて王都にいるのが嫌になったんだそうだと答える。
それにしては随分寄り道ーー…ジョエルたちがここにいるのをジュリーは知らなかったし、何かを嗅ぎ回っていたのでは…とジュリーは疑われる。
「父さんの手紙には10年前のロレンディアとルナリアの戦について聞かれたと 王都に帰ったら詳しいことを聞こうと思ってるんですけどね…」
ジョエルは大方旅先で何かきになる噂でも聞きつけたんじゃないかと話しているのを、水を飲んでいたルネも耳を傾けた。
ルナリアとの戦いといったらルビニス伯……彼はその場にいた人たちを皆殺しにするような人だし、ジュリーに嫌われるのもわけない。
「…本当に皆殺されたの?」
ニコラのことが頭から離れないルネは質問をする。
騎士たちも10年前は見らないだったので聞いた話だが、ルナリア王国の有力諸侯が軒並み集まってた所を一網打尽だと答える。
トップである王や諸侯を制圧すれば戦は終わるものだが、ルビニス伯が報復を恐れたのだろう。
王と血縁の者はその場にいなくても戦の後もこの世を追われるーー…今のルナリア伯以外は。
王夫妻には幼い王女が一人……名前はマルグリットという者がいたそうだが、共に命を落としたと記録されていた…とジ人間辞書のジョエルは話すのだった。
しかし名前を覚えていたのは印象的だからで、なんでもかんでもジョエルの頭に入っているわけではない。
マルグリットとは真珠のこと……ルナリアでは昔から川で取れた希少な真珠が珍重されたらしく、王家の女性の名前として受け継いできたという話。
ルナリアの真珠……ルネには覚えがある、真珠の首飾りのことだ。
元々ルナリア王妃のものだといっていたが、ルナリアの真珠のすり替えに誰より早く気づいたのはニコラーー…舞踏会で彼女の様子がおかしかったのはあの首飾りが原因だったのはないか……と、点と点が線で繋がり出す。
つまりーーー…ニコラはあの指輪の正当な後継者、ルナリアの王女だとルネは確信する。
部屋をでたルネはそのままその場に崩れ落ちる。
ニコラの両親や大切な人々の命を奪い、ルナリアという国を消し去ったのはロレンディア。
自分が憎きロレンディアの王子だと知ったらニコラは一体どう思うのだろう……ルネは嫌な方向ばかり想像してしまうのだったーーー…。
少しの光
昼、ニコラがエスエルの店の準備をしているとアラン隊長とジャンがやってきた。
2人はそろそろラグノーを出てルナリアに戻るそう……そろそろアンリが一人で潜り込むのは寂しいとかいって、痺れをきらしているだろうから。
「アラン隊長 グラニー商会のやり方を止めさせることはできないんですか?」
ニコラはルナリア産毛織物と言って売っているのは偽物なのに、何もできず見ているだけなのがもどかしかった。
するとアラン隊長は例えば…と言って、グラーニ商会にその毛織物は偽物だと苦情を言うとする……そのためには彼らの扱っている織物は偽物だと証明しなければならないが…どうすれば証明できるかと問う。
この問いにキョトンとするニコラに、アラン隊長は『ニコラが考えるルナリア産の毛織物といえる条件とはどんなものか』と少し噛み砕いた質問をする。
「ルナリア産の羊毛を使い、ルナリアの人々が綾織りで織ったもの…だと思います」
そう答えるニコラに、ルナリア産の羊毛であるとどうして分かるのか…綾織といっても様々な織り方がある……それに誰がそれを判断するのかとアラン隊長は追及する。
つまりアラン隊長の言いたいことは、“ルナリア産毛織物“の明確な基準や判断できる存在がいないということだ。
元々家庭で細々と作られてきた織物が注目を浴び産業として急成長をし始めたとき、品質や流通を取り締まるギルドが生まれる前にグラーニ商会が一気に参入しほしいままにしてしまった。
現ルナリア伯は人々の織物生産による現金収入を推奨する以外口を出すこともなく、グラーニ商会に異を唱えられるほど力を持つ者もルナリアにはいない。
少し考え込むニコラーーー…そしてあることに気づく。
「でも ということは その基準や品質を管理する機関があれば……!?」
そういうことだとアラン隊長は頷くが、対抗する組織を作るとなるとかなり大変…いかにすればこの状況を変えられるかというのは難しい。
グラーニ商会は悔しいことに良くできたシステムを使っている…だから上手く利益を生み出せる。
だからいっそ参考にしてしまえばいい…アラン隊長はそう思い至ったと説明。
まずはルナリア内の羊毛を買い取ってまとめ上げ、織物を生産する人々に託し織り方を指定して反物に仕立ててもらう。
原料である羊毛の産地や質から織り上げられた反物になるまで管理を一貫して行うことで、品質を保証することができる。
そして決められた手順で生み出された織物だけが“ルナリア産毛織物“の名を掲げられるようになればいい。
「ただそれを始めるには莫大な資金が必要ですし、ルナリアの人々をまとめられるような求心力も必要なんです」
アラン隊長の話はもっともーーー…今すぐ全てを覆すことはできない…でも方法がないわけじゃないんだとニコラに少しの希望が見える。
いつかルナリアの人々が自らの手で生み出すものの価値を知り、働きに見合った対価を手にすることができるように…誇りをもって生きていけるようにーーー…そう願うのだった。
気付いてみれば分かること
ラグノーを歩きながら、レオはルネが王都に戻ってくるのはホッとするけど、もうここを離れなきゃいけないのか…と少し寂しそうにする。
ルネはラグノーの皆にお別れを言わないそう……それはなんて言っていいかわからないし…
「金細工師見習いのルネはどこにもいなくなる 僕のことなんてそのうち皆忘れてしまうんだから」
そんな悲しいことを言うルネに、レオはせめてニコラにだけでも会いに行こうと言ってルネの腕をひく。
だってルネが突然いなくなったらニコラは絶対寂しがると思うから……そんな言葉を聞いたルネは何とも言えない複雑そうな表情をした。
エステルの店を行くと、店の前でニコラが誰かに挨拶をしていた……それは親方が助けたルナリアの騎士の生き残りだとルネは判断できた。
去っていくアラン商隊……ニコラはルネとレオがいることに気づき手を振ってくれた。
レオが話していたのは誰かと聞くので、彼らはアラン商隊のものでニコラは毛織物に興味があるから手伝いをしながら勉強中なのだと答えるのだった。
悪徳業者のやり方は見過ごせなかった…それは何も知らない人たちを騙していたから。
「旅の間ずっと気になってたんだ ルナリアの人たちのために自分にも何かできないか」
そう話すニコラを見て、ルネは彼女がルナリアのために動き始めていると感じ取った。
このままいくといつ王女であると担ぎ出されてもおかしくないかもしれないーー…それに自ら名乗り出ることだって。
亡国の王女が現れたら黙っていない人間が沢山いる、もちろん命を狙う者もーーー…
そんなことを考えているルネに、ニコラは何か用があるのかと声をかけてきたのでハッとする。
「…ちょっと時間とれないかな?」
そう言ってルネはニコラを一緒に行きたいところに連れていくのだったーーー…。
さようなら
2人は城壁の上へやってくる……少し離れた場所でクリストフとレオが見守っていた。
城壁の上は遠くまで景色が見えるし風が気持ちい…ルネの一番のこの町のお気に入りの場所だ。
「ニコラありがとう 僕ニコラに会えて良かったよ ここに存在してもいいって言ってもらえたようでーー」
そんなことを言うルネにニコラが驚いていると、ルネは実家に帰ることになったからラグノーにはもう戻ってこないと打ち明けた。
ラグノーを発つのは明日の早朝…急な話だ。
ニコラはルネが自分とは住む世界が違う人だとは思っていたーー…アメティス伯が親戚で護衛の騎士やジュリーみたいな人たちが身近にいたから。
「でもなんとなく勝手にこれからも一緒にいられるのかなって」
そう思っていたニコラは悲しそうにする。
ルネはあるものをポケットから取り出そうとし、本当はこんな風に渡すつもりじゃなかったからやっぱり戻すーー…けどもう渡すしかないと勇気を出して取り出した。
それをニコラの左手の中指につけるーー…ルネがニコラのために作った指輪だ。
指輪の真ん中の真珠はあの時選んだもの……指輪を見てニコラは感動しテンションが上がる。
「ありがとう 大切にする…!」
自分ためにルネが作ってくれた指輪ーーー…ニコラはとても嬉しかった。
会えなくなるのが信じられない…短い間だったけど一緒にいてとても楽しかったから。
ニコラはルネの目を見て、いつかまた会えるといいな…と言ってくれる。
ルネは泣きそうな表情をするーーー…またどこかでばったり会えるかもしれない、ラグノーで再会した時みたいに…だからーーー…
ニコラのこと 忘れないーーー…ルネはニコラにキスをするのだったーーー…。


下に書いたよ~
亡国のマルグリット21話の感想・考察
亡国のマルグリットの最新話いかがでしたでしょうか(*゚▽゚*)
2ヶ月ぶりの登場!しかも表紙&巻頭カラーです!
カラーとても素敵でした…しかもルネの横顔の男らしさったら…。
ニコラもめちゃくちゃ可愛かったです。
ルネはニコラがルナリアの王女…マルグリットであると気付いてしまいましたね。
彼もそれなりに教養があり知識がある…それが仇となりました。
ルネは自分がロレンディアの王子だと知られたら…と不安に思っていますが、ニコラはそれでルネを憎むような…そんな子じゃないと思うんですけどね。
それは1番ルネがわかっているはず…。
でもそれほど国との啀み合いってとてつもないことなんでしょうね。
そのうちニコラもルネの正体を知ることとなるでしょう。
その時彼女がどんな感情を持つか、必見です。
そして別れ…悲しいですね。
また再び再会することができるのか…それは辛いものではないのか…いろんな想像をしてしまいます。
ニコラに渡した真珠の指輪…それに別れのキス。
はかなく美しい描写でした。
来月号も掲載予定ですので、楽しみに待ちましょう( ^ω^ )




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プリンセスの他作品もネタバレ記事書いてます♪見ていってくださいね(*’ω’*)



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最後までお読みいただき、ありがとうございました(*’▽’)


大好きだよっ


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