亡国のマルグリットの最新話18話は2020年5月2日のプリンセス 2020年6月号に連載されております!
ここでは、亡国のマルグリットの最新話である18話のネタバレについてや、感想・考察を紹介していきたいと思います!


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Contents
亡国のマルグリット18話のネタバレ
立ち入り禁止の場所で行われし事
立ち入り禁止の場所へ入っていくアメティス伯のあとをつけ、ルネがそこで見つけたものーーー…それはたくさんの木箱だった。
もしかしてこれらはルナリアで買いつけていたものか…とルネとレオは木箱を開けようとする。
「誰だ!?そこにいるのは?ここには入るなと言ってあるだろう」
そんな時扉を開け大声で怒鳴るアメティス伯ーーー…2人を見つけると怖い形相でかけてきた。
アメティス伯はルネの口をタオルでグッと塞ぐ…何をしてるんだ…と、レオがそれを止めようとする。
「君も適当なもので口を覆え 今は有毒なものは出ていないはずだが念のためだ」
しかしアメティス伯がルネの口を覆ったのは少し思っていたものと違うようだった。
そしてルネはアメティス伯がやってきた部屋のほうを見るーーー…そこでは鉱石などがたくさんあり、何かをなされていた。
「この世でもっとも価値のあるもの “金”を作らんとしている」
アメティス伯は自慢げにそう話すーーー…それは錬金術というものだったーーー…。
アメティス伯は金は、悠久の輝き・優美な色・希少性…誰もが欲してやまない魅惑な存在だと語る。
「叔父上 そのためにルナリアで金鉱石を買い付けたんですか?」
ルネがずっと考えていた疑問を問うと、アメティス伯は何のことだかわからなそうな顔をする。
アメティス伯からしたら金鉱石から金が出てくるのは当然のこと…何の意味もない。
金とはなんら関係ないものから金を生み出してこそ錬金術…それはもしかしたらその辺に落ちているものようなものかもしれないし、当たり前に食しているようなものや皆が捨てるようなものかもしれない。
そんなものから金を作れたらどうかーー…と熱中したアメティス伯はレオに問う。
レオは元手がほとんどかからないのだから大儲けができる…と答えると、アメティス伯は机を思いっきり叩いてそんなことはどうでもいい…と返す。
アメティス伯の美学はそこらの雑魚どもには理解できない…生み出す過程こそこの研究の醍醐味だというのに…とブツブツと呟く。
「様々な原料を集め分量や環境を変えて調合してみたり、そのものに手を加えて変化させてみたり…何をやっても面白くないことなどないというのに」
そんなことを呟くアメティス伯に、ルネは彼が金自体にはあまり興味がないのでは…と感じる。
見学
ふとルネは横にある結晶が目に入るーー…綺麗な形だと触れようとすると、アメティス伯に咎められる。
動かすと溶液が揺れて結果が変わるかもしれない…ここでは時間経過による生成物の変化を見ているためだ。
どれも元の物質の本質をつかめなければ合成に用いるのも難しい…というアメティス伯の話に、ルネはなるほど…と言って興味をもった様子。
ルネは続いて炉を指差すーー…するとアメティス伯はそこで違う性質の金属を掛け合わせて新しい金属を作っていると教えてくれる。
できた金属はいろんな色がある…それは原料はどれも同じ鉱物だが配合が違うもの…少し配合を変えるだけで色味が変化するのだという。
アメティス伯の話にルネは目を輝かせ、金属を手に取り細工に使ったらどんなふうに…と楽しそうに話す。
そんな時すごくいい匂うが漂うーー…「旦那様そろそろ…」と働いていたものがアメティス伯に話しかけたと思うと、アメティス伯は鍋で蒸したケーキのようなものを取り出すのだったーーー…。
黄金の色
ルネとレオはケーキを美味しそうに頬張る…これまで口にしたケーキとはまるで違い、とてもほわほわ…そして見事な黄色だった。
「卵と砂糖とバターをふんだんに使っている 原料を混ぜるとき順序と…火加減が重要だな」
卵の美しい黄色が金に近づけるのではと試行錯誤するうちに生まれたものだと話すアメティス伯に、ルネはまさに黄金だと笑いかけた。
あまりの美味しさに夜中なのに食べ過ぎてしまったルネたち。
そんな時働いていた召使がアメティス伯に今日も食事を抜いていたらしいし、栄養をとるためにもっと食べてくれ…とお願いしていた。
「そういえば…叔父上、顔色が悪いですよ」
ハッとするルネだったが、アメティス伯からしたらいつものことだった。
「旦那様は研究中に体に良くない空気を吸われているんです」
召使は鉱石や金属を燃やしたり溶かしたりすると有害な煙が出ることもある…さらにはあえて毒のある植物を集めて実験をする場合もあると教えてくれる。
アメティス伯は毒を恐れて研究なんてできないし、自分が何をしようと勝手だろう…と忠告を聞き入れる気はなかった。
だからこの場を出入り禁止にしているのはそのためーー…危険な器材もたくさんあるうえ、触って壊されても困るためだ。
それなのにここの仕事に不慣れな者が廃液を川に流してしまったり、秘密を探ろうと忍び込んだ者が有毒な煙を吸ってしまったり…というのが噂の真相。
「おかげで世の人々は私が毒を作っていると噂しているようだな」
まああながち嘘でもないし、むしろ距離を置かれているおかげで好きにしてられる…とアメティス伯は笑うのだったーーー…。
町に来たのは
ルネはこれは立派な研究だし役に立つ発見だ…と公表はしないのかと問いかける。
しかしアメティス伯はそう思う人間がどれぐらいいるのか…錬金術を行うなど魔術師か化け物だと騒ぎ立てるだけだ…と公表するつもりはないそう。
「第一金と聞いて集まるのは面倒な輩ばかりだろう 研究の邪魔をされるなどたまったもんじゃない」
めんどくさそうにそう話すアメティス伯に、ルネは心の中でめちゃくちゃうなずいた。
そしてルネは確信するーー…アメティス伯がこの研究のことを本当に好きだと。
マルリオの町でも何かを買い付けていた…それは自ら足を運んでまで実験の材料を調達する熱中ぶりからだろう…と推測する。
「いやまあ あれば…」と少し歯切れが悪くなるアメティス伯。
どうもマルリオの町に行ったのは、催促しないとルネはここに中々こない気がして迎えに行ったのだというーー…いつも買い付けは有能な山師を雇って任せているのだとか。
「これを君に一度、見せたかったような 見せたくなかったような……」
アメティス伯がこぼした言葉ーーー…ルネはそういうことか、と色んな謎がとける。
そしてこの場所にこれてよかった…と伝えるのだったーーー…。
グラニー商会へ
ニコラたちはグラニー商会の拠点へと向かうため馬車に乗っていた。
ニコラはジュリーがそろそろ王都に着いたころかな…と考えながら、親方に色々巻き込むような形になってしまったことを謝罪する。
親方はラグノーにだって色んな事情を抱えた人間はいるし、気にすることはない…と優しく話してくれる。
「むしろ君の大事な秘密を知ってしまったようで申し訳ない」
親方は楽しい旅ができてよかったと思っている…刺激もたっぷりで飽きている暇もないし、同行者にも恵まれた…と穏やかに話す様子に、ニコラはルネが親方を信頼しているのもわかるな…と納得する。
しばらくしてグラニー商会の拠点へと着くーーー…
「…なぜここに?関わるなと言ったはずだが」
そう言って怖い顔でニコラの目の前に立ったのはジャン・アルジュだった。
ちょっと聞きたいことが…と言うニコラに、ジャンは親方も一緒にいることに気づいたからか素直にニコラたちの宿を聞きまた夜に改めて出向いてくれるという。
最初は聞き入れてくれなそうな雰囲気だったのに、なんで急に…とニコラは不思議そうにするのだったーーー…。
ジャンを助けた理由
ニコラたちが宿で食事をとっているとジャン…そして商人のアンリ・ペタルも一緒にやってきた。
ジャンは被っているフードを外して親方の前へ…
「先日は助けてくださってありがとうございました ラグノーを抜け出す手筈まで整えていただき感謝のしようもありません」
この恩は必ずや…と頭を下げるジャンに、アンリは身代わり少年と匿ってくれた親方が知り合い同士だったとはな〜〜とジャンの肩を叩く。
ニコラはそのことを知らなかったのでキョトンとする…ジャンも知っているものだと思っていたので同じくキョトンとした。
「身代わり…?匿う?何の話だ?」
そして同じく何も知らなかったクリストフは怖い顔でそう呟くのだったーーー…。
話をまとめると、ジャンがルビニス伯と王妃に襲いかかって追われてたのをニコラが身代わりになって追ってを巻き、その後怪我で動けなくなっていたところ親方が助けてくれた…という流れだ。
一連の話を聞いたクリストフはそんな危険な真似をするなんてどうかしている…捕まれば取り返しのつかないことになっていたかもしれないんだぞ…とニコラを怒鳴る。
「だって絶対に助けなきゃいけないと思ったんだ …彼はルナリア王国に使える騎士だったから」
ニコラは真実を打ち明けるーーー…ジャンは何でそれを知っているのかと驚いていたので、ニコラは自分もルナリアの人間であることを打ち明ける。
ジャンとアンリはどおりでえらい食いついてくるわけだ…と納得するのだったーー…。
あの日の真相
クリストフはルナリアの騎士が残っていたことに驚くーー…10年前の戦で一人残らず殺されたと耳にしていたからだ。
ジャンはロレンディア兵に追われて川におち流されて一命を取りとめたそうー…運が良かったのだ。
「ひどい怪我で生死の淵をさまよったが、ルビニスに一太刀を浴びせんとその執念だけで生き延びたようなものだ」
ジャンはなんとか動けるようになりアラン商隊に加えてもらって、行商を手伝いながらずっと機会を伺っていたそう。
がむしゃらにぶつかればルビニスの首だって落とせるような気が、ジャンはしていた。
今となっては無謀だとわかるが、失敗するまでは冷静になんてなれなかったのだ。
「それくらいあの戦はーーー…兵と突撃を命じたルビニスの顔が目に焼き付いて離れない」
今まさに宴が始まらんとする宴に武装したロレンディア兵が流れ込んできて、その場にいた人々は抵抗する間もなく次々と刃にかけられたと話すジャン。
王も諸侯らも女子供なでーー…皆ロレンディアの使節をもてなす宴のために集まっていただけなのに…と嘆くジャンに、ニコラは自身の記憶が一致する。
「やっぱり…やっぱりあの戦はルナリアが始めたんじゃなかったんだ…!」
そうだよね…と問うニコラに、ジャンはあれは戦なんかじゃなく一方的な殺掠だったと答える。
思い出して震えるジャンはルナリアは戦の準備を何一つしていなかった…まともな警備すら…と話してくれる。
「我々騎士がもっと気を引き締めて、万が一に備えておかねばならなかったのに…!!」
頭を抱えて話すジャンの悲痛な言葉ーーー…その場は鎮まりかえるのだったーーー…。
コイヌールにて
コイヌールーーー…ジュリーは帰宅し、父にルビニスが金鉱山を手に入れたという話を知っているか…と単刀直入に聞く。
少しピクっとした父はジュリーに「…金鉱山?どこの?」…と聞いてきたので、ジュリーはルナリアだと答える。
父はルナリアにそんな鉱山があるとは聞いてない…というので、ジュリーは自分の目で確かめたわけではないけれどそれに金が持ち出されていることを告げる。
そして10年前にあったロレンディアとルナリアの戦より前にその鉱山はもう稼働してたらしいことも一緒に話す。
「ねえお父様 ルビニス伯とルナリアの関係気にならない?」
ジュリーの問いに父は、あの戦はルビニス伯が『ルナリア王国に我が国との友好関係を崩さんとする動きあり』という情報をもらしたのが始まりだと教えてくれる。
高すぎる値で穀物を売りつけられたと騒いでいると。
王妃陛下の承諾を得たルビニス伯が作戦の主導権を握り、ルナリア王国はあっけなく我が国の手に落ちた…という。
「…本当にルナリアに犯意はあったの?」
ジュリーの問いに、父は穀物の貿易を担っていたルビニス伯以上にルナリア王国の内情に詳しいものがいなかったからわからないという。
戦の損害もロレンディア側にはほとんどなく、ルナリアが我が国の一部となることに何の損もなかったから誰も追及する必要性がなかった。
少し違和感があったとすれば、ルビニス伯があれほど積極席に戦を進めたわりに…特別何かを得ることもなかったということだそう。
ルナリア領には現ルナリア伯が収まったのだから。
「つまりその折に金鉱山を得ていたとしたらーーー」
ジュリーは“やっぱり”と疑問が確信にかわるのだったーーーー…。


下に書いたよ~
亡国のマルグリット18話の感想・考察
亡国のマルグリットの最新話はいかがでしたでしょうか(*゚▽゚*)
少しずつお話が進んできましたね!
…しかしルビニス伯はまだまだ謎に包まれています…。
さて、アメティス伯は…少し変わってるけど、ルネとは気が合いそうですね。
黄に近づけようとケーキに凝っちゃうのも少し可愛くて笑っちゃいましたw
最初はなぜこの場所へ連れてこられたのか…と不穏なルネに読者だったと思いますが、ルネサイドは一安心って感じですかね。
ただアメティス伯の体調の悪さが少し気がかりです。
そしてニコラサイドーーー…ジャンとの接近で、やっぱりルナリア側が悪いわけじゃないんだということがハッキリしましたね。
ジャンも辛かったでしょう…むしろ死んでしまったほうが楽な光景を目にしたわけですからね。
でも今こうして生きている…今後ニコラと行動することが少しありそうな気がします。
来月号も掲載だそうです!楽しみに待ちましょう♪( ´θ`)




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プリンセスの他作品もネタバレ記事書いてます♪見ていってくださいね(*’ω’*)



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