あの子の子どもの最新話5話は2020年8月12日の別冊フレンド2021年10月号に連載されております!
ここでは、あの子の子どもの最新話である5話のネタバレについてや、感想・考察を紹介していきたいと思います!
Contents
あの子の子ども5話のネタバレ
はじめての産婦人科
宝と約束してたけど、あえて一人で産婦人科に向かった福。
問診票の「中絶希望」の欄にはチェックをいれた。
問診票を受付に渡し、受付の係の人に尿検査と体重、血圧測定をお願いする…と言われて福はそこで初めてそんなことをするのかと知る。
トイレに行って、すぐ出ないから朝にトイレ行くんじゃなかったな…と思いながら採尿。
とった尿はおそらくここにいれるだろう…と思いながら小さな扉の中に置く。
あってるのか??と不安に思い、少し時間が経った時にあけてみると置いた検尿のカップはなく、むこうから取れるようになっていることに気づくのだった。
そこから体重測定をし、血圧測定を終えてロビーで呼ばれるのを待つ。
次々と前の人が呼ばれていき、色んな人がいるなぁ…と眺める福。
みんな妊婦さんなのかな……みんな産むのかなーーー…そんなことを考えると、罪悪感でお腹の中の子供にたくさん『ごめんなさい』と心の中でつぶやいた。
お医者さんにも怒れるかもしれないと思うと怖くなってきた福、やっぱり宝とくればよかった…でもと葛藤する。
そんな時福の名前が呼ばれ、中待合へと移動するのだったーーーー…。
はじめての診察
中待合から診察室へと呼ばれ入ってみると、そこには女性の先生が座っていた。
とても優しそうな雰囲気だ。
ここに座ってね、荷物はこっちに置いていいよ、ゆっくり大丈夫…と不慣れそうな福に一つ一つ言ってくれる先生。
そして座った福に、先生が言った第一声は「今日はきてくれてありがとう!」だった。
怒られるかもしれない…と不安に思いビクビクしていた福は、そこで緊張が和らぎうつむいていた顔を上にあげ先生の顔を見る。
先生は院長の野田由紀だと自己紹介をする。
野田先生は尿検査では妊娠反応が出ており、自分でも調べた福によく知ってたね!と褒めてくれる。
つわり始まってる?気持ち悪かったね…ちゃんと食べれるものある?という先生に、福はお菓子ばっかり……と言うと先生は食べれるもの食べてね!と肯定してくれた。
緊張の糸が途切れたのか福は涙が溢れてくる。
ごめんなさい…と呟く福に、先生はティッシュどうぞーと優しく接してくれるのだった。
福の生理周期が不安定だったみたいなので、超音波検査で赤ちゃんがどれくらい育っているのか診る、そのあと手術の話をしてくれるそう。
というわけで場所を移動し、ズボンと下着を脱いで椅子に上がってくださいと言われる。
脱ぐっていうのは全部…?と戸惑いつつも、先生に全部!下着も!と言われたので福は下の衣類を全て脱ぐ。
そして変な椅子…と思いつつも椅子に座ると、椅子が動くからつかまっててねと言われてハテナが浮かぶ福。
“動きます”という機会音が喋り、続いて”上昇して足が開きます”というと足を乗せた部分が横に開いていき下半身が丸見えの形になる。(先生はカーテン越しにいる)
あまりにも不安でこれ合ってます?と聞く福に、先生は合ってるよ大丈夫と返す。
そして力を抜いて.と言われ何かが下半身に入ってくる。
それは超音波プローブという器具を入れているのだそう。
先生から右のモニター見れますか?と言われて見てみると、そこには小さな赤ちゃんがいた。
黒い袋みたいなのが胎嚢で赤ちゃんの部屋、こっちのリングが卵黄嚢…赤ちゃんはここから栄養をもらっていると教えてくれる先生。
そして赤ちゃんの頭、こっちが身体、大きさは15mだから8週くらいだとも教えてくれる。
赤ちゃんのパチパチ点滅して見えるのが心臓ーーー…聴いてみた心臓の音はとても元気そうに”ドッドッドッ”と鳴っているのだったーーー…。
はじめてきく説明
超音波検査がおわり、先生は嫌だったね…頑張ったねと優しい声をかけてくれる。
そして赤ちゃんの説明に入る。
先ほども伝えたように赤ちゃんの大きさから推定して妊娠8週目なるそう。
妊娠週数の数え方は、前の生理開始日から数える。
生理が来た日が妊娠0週0日、だからまだ妊娠が成立してなくても1日目だと数える。
2週目のあたりで排卵があって、この辺で性行為をして妊娠したことになるかな…と先生は丁寧に教えてくれて、今から1ヶ月半くらい前の10月下旬だろうという。
福はゴムが破れたのがそれくらいだったような…と曖昧ながらも思い出す。
先生は続けて、中絶希望だったので…と人工妊娠中絶手術の説明をしてくれる。
中絶手術は掻爬法と吸引法のふた通りがあり、この病院では吸引法といって掃除機のように子宮の中から吸引して取り出す方法を行なっているという。
このやり方だと短時間で手術が終わり子宮内膜へのダメージが少なくできるそう。
手術は日帰りででき、麻酔をするので痛みもない。
ただこの病院で手術を行っているのは11週まで、福は8週になるから猶予はあと3週間となる。
でも早ければ早いほど福の体の負担も少なくなるから、なるべく早く決断してほしいと先生はいう。
費用はこの病院は13万円くらい。
手術する場合はパートナーと保護者の同意書へのサインが必要だと言われる。
先生は福の親はこのこのを…?と聞いてきたので、福は首を横に振る。
先生は福の気持ちに寄り添い、怖いよね…よかったらわたしから説明させてもらえないかなとまで言ってくれる。
福は少し考えたあと、絶対に親に言わなきゃダメなのかと聞いてみる。
すると未成年だからどうしても…という返事が返ってきた。
それにやっぱり心身ともにダメージを受けるから周囲の支えが必須だと先生は思っている……そういった意味でもご両親には知って欲しいのだ。
ただ頼れないような理由があるならまた別問題、虐待やDVレイプ等ーー…などと先生が言うので福はそれを遮り、ないし相手もちゃんとした人だとハッキリと話した。
先生は自分から保護者の方に連絡をすることはないのでそこは安心してねと言い、手術の日程は決めていきますか…ともいう。
これに福はだんまりーー…なので先生は福にエコーの写真を渡す。
そしてどんな選択をしても、誰もあなたを責める権利はありません……そう言ってくれる。
時間はないけど、よく考えて、もう一度必ず受診してください、電話でもいいし直接来てくれても大丈夫だからと言ってくれた。
そこで診察はおわり、お会計の6500円を払って福は病院を後にするのだったーーーー…。
できること
病院の外に出ると、外の日常の音が目に入る。
なんら変わらない日常の風景のはずなのに何だかキラキラしてみえ、自分の鼓動なのか、はたまた子供の心音なのか……ドッドッドッと鳴り響いた。
福は公園の待ち合わせをしていたベンチに座るーー…すると宝が全力で走ってやってくる。
そして息切れがおさまらない中、宝は本当は病院行く前に確認しとこうと思って…とノートを見せてくれる。
まず妊娠したのはいつか?と考えられているページで、多分やっぱゴムの外れた時だと思うから逆算すると今は妊娠8週程度になると思うという。
よく知ってるねと驚く福に、宝は勉強した…と真剣な顔で話す。
そして続けて、中絶手術自体は22週未満までできるけど12週からは中期中絶になって死産扱いになるらしいから、中絶する場合初期のうちがいいから1日でも早く手術するべきだと思うという。
中絶の話をされてどこか戸惑いの表情をみせた福は宝に何かを言おうとする。
しかし宝は福の声が聞こえていなかったようで話を続け、これが中絶する場合で出産をする場合…というページも見せてくれた。
福が心配していた学校だけど、妊娠したからといって必ずしも退学にはならないそう。
福の高校は公立だし希望すれば通い続けることが可能だと思うと話してくれる。
しかし問題なのは出席日数と単位。
妊娠中は何が起こるかわからないし、体育とかは不安要素だ。
ただ出産予定日が夏休みとかぶるから1ヶ月は余裕があるから、これはすごいラッキーだと思わねぇ?なんて嬉々として話す宝に反して福はムッとした表情だった。
宝は謝罪し、次にお金の話をする。
中絶をする場合が多く見積もって20万としてこれは宝が全額持つ。
出産する場合ーー病院にもよるけど大体50万くらいで出産一時金というのが42万から出るらしい。
通院も調べると補助があると出てきた。
あとかかるのはベビー用品……だけど福はお金のことは心配しなくていいからと通帳を見せてくれる。
そこには46万が入っていた。
宝は親にも自分が話すから何も心配しなくていいーー…福の不安なことひとつひとつ潰していくから、だから、なぁ……そう言ったところで口を閉ざす。
そして少しした後、自分が何したって結局福が全部…自分にできることなんもないーー…そう言って「……ごめ…」と呟いてただ顔をおおった。
福は宝が話してくれたこと全部、なにも知らなかったことを痛感する。
知らないと正しい選択もできない。
赤ちゃん、ごめんね、泣いてると苦しくないかな…そんなことを福は考えるのだったーーー…。


下に書いたよ~
あの子の子ども5話の感想・考察
あの子の子ども、いかがでしたか?(*^o^*)
今日はとても大事なことが書かれている回でした。
どうしても日本の性教育って遅れていて、知らないことたくさんあるんですよね。
こういうこと、もっと教えてくれたらいいのに…と強く思います。
知らない中福は病院にいき、診察台に乗るのも不安だったでしょう。
2人子どもをうんだ私でさえ、あれ…苦手です。
ワンピースでいっとけばよかった…はじめは思いました 笑
そして普通のエコーに変わった時は、ワンピースで来るんじゃなかった…とも思いましたよ 笑
先生、とても素敵な方ですね。
こんなに寄り添ってくれる先生の病院にいけたこと、そこは運が良かったなと思います。
きっとこんな先生ばかりではないし、傷つくことを言われるパターンもあるかもしれません。
でも先生が言ったように福のことを責める権利は誰にもないのです。
福が病院を出た後のシーン、私も身に覚えがあります。
ほんと世界が変わったかのように思うんですよね。
心臓の音をきいたとき、本当に感動したしあの時のことは忘れません。
宝もたくさん勉強してくれて、こんな男なかなかおらんぞ…と感動しました。
宝くんとの間に子供が生まれたら幸せそうなんて考えるほど←
まぁ高校生ですしそんな簡単な話ではないですけどね。
宝はできること何もないって涙をながしますがそんなことないんですよ。
こうやって調べて知ろうとしてくれること、できることを率先しようとするとこ本当に救われるんです。
確かに身体の負担は福にかかります。
でも福のことが大事だからこそ、宝にだって、きっとたくさんの負担はかかるんだろうなぁ…と思います。
その気持ちを持ってくれるだけとても支えになると思いますよ。
次回もとても気になります。




別冊フレンドの他の作品も見てみよう!無料で読む方法も教えるね!
別冊フレンドの他作品もネタバレ記事書いてます♪見ていってくださいね(*’ω’*)



無料でみれるんだよ?

今なら、U-NEXTを使えば、あの子の子ども5話を含めた別冊フレンド2021年10月号も今すぐ無料で読めるので、登録してみてくださいね!
↓ ↓ ↓
※無料期間中に解約すれば、お金は一切かかりません!
\解約方法はこちら!/
ちなみに今なら登録無料で1ヶ月お試し期間がついてきますし、登録後にあらゆる作品が楽しめる600ポイントがもらえますよ!(*’ω’*)また、すぐに解約もできますので、どうしても必要なければ、1ヶ月以内に解約をすると、追加料金の心配はないですね!




最後までお読みいただき、ありがとうございました(*’▽’)


大好きだよっ


コメントを残す