あの子の子どもの最新話11話は2022年3月11日の別冊フレンド2022年4月号に連載されております!
ここでは、あの子の子どもの最新話である11話のネタバレについてや、感想・考察を紹介していきたいと思います!


あの子の子ども11話のネタバレ
決断
自分の気持ちに嘘をつくと後悔するんじゃないか?という宝の言葉が福に響く。
学校辞めたくない、お兄ちゃんにがっかりされたくない、お母さんに責任なすりつけたくない、宝と宝のお母さんに揉めて欲しくない。
これは全部本当の気持ち、福の大事な気持ちなのだ。
全部大切にするーーー…福な”中絶はしない”と決断した。
福の手をぎゅっと握った宝は福に寄り添う。
福は決断はしたものの目が回って気持ち悪い……それはつわりのせいだと考えたその時、福は宝に向かって吐いてしまう。
宝は洗えばいいからと平気な様子。
福の体調を気遣って帰ろうと宝は言うも、福はこの寒空の下でガリ●リくんが食べたいとつぶやく。
その希望に応えるため、宝は1分待っててと言ってすぐそこのコンビニに駆けていった。
そんな宝の後ろ姿を眺めながら、福は宝が”部活を辞めた”ということを思い出していた。
結局宝が帰ってきたのは2分30秒後、レジが混んでた俺は速かった…と宝は言い訳をし福がタイムを測っていたことに笑う。
宝は帰り道、スマホを契約したらすぐ連絡をすると言ってくれ、それまで何かあったら宝の祖父の家に電話してほしいとのこと。
これからのことも改めてちゃんと考えて宝はまとめるという。
福は宝におぶられながら帰っていた。
わたしもバイトを探すと福が言うので宝はじっとしとけ、と拒否。
福は勝手な気持ちで産むわけだしちゃんとしないと…と思っていた。
こっちの都合はお腹中には関係ないのだから。
そんな福の言葉を受け、宝は勝手な気持ちは自分たちに限ったことじゃないと返す。
だって自分達は親に頼んで生まれてきたのか?
いや違う、生まれることに理由も都合もない……自然なことなのだ。
生まれることを後悔させないように自分たちのできることをしよう……宝はそう話すのだった。
福はそんな話を聞きながら、宝のうなじを眺めていた。
宝のうなじが好きだと思う福……顔を埋めるのが好きだったけど、今やったらにおいでやられそうとも思う。
力持ちなとこも足が速いとこ、賢いとこ、冷静なとこ、たまにバカなとこ、優しいところ全部大好き。
ずっと福は後悔していた。
こんなことになるくらいならもっとちゃんとしておけばよかった……やんなきゃよかった、時間戻してやり直したい…と。
でもどこから?出会ったところから?
それでも福は何度でも宝を好きになったと思う。
宝のうなじに顔を埋める福……そのまま再びリバースしてしまうのだったーーー…。
後ろ向き
福が「ただいま〜」と帰宅するも、シン…としていた。
いつもならお母さんの声が聞こえてくるのにそれがない。
福がリビングに入るとお母さんはいたが、「ただいま」への反応がなかったので再度福は大きな声で「ただいまっ」というとようやく気づいてくれた。
お母さんは「おかえり」とニッコリ笑いかけてくれる。
福はコートを脱がずそのままソファーに座り、母親の洗濯物畳みを手伝う。
そしてタオルを手に取ったところで、福は自分の顔を隠しながら”中絶したくない”ということを伝えた。
お母さんは「わかった」と返してくれる。
お兄ちゃんとお父さんにはお母さんから話しておく、学校にも話さないとね……とお母さんはやることがいっぱいで大変だよ〜といつもと同じように話しかけてくれる。
福は「お母さんごめんなさい」と洗ったタオルを涙で濡らす。
お母さんは福が元気ならそれで、生きててくれればそれでいいのだーーー…。
翌日、福は学校に行くのに電車に乗るが気持ちがいつにも増して気持ち悪かった。
つわりがひどくなっているような気がする。
ふと席を譲っているおばあさんと譲ってもらった妊婦さんが目に入る。
妊婦さんのカバンには”妊婦がつけるストラップ”がついていることに気がつくのだった。
福は学校の教室で暇な時にスマホを眺めながらバイトを探す。
来年受験だし、友達たちは今からだと無理めじゃない?なんて言われて、「だよね〜…」と返すことしかできなかった。
体育の授業では走り、終わった後着替えてトイレに駆け込む福。
気持ちが悪かったから吐いて、福はつわりがいつまであるのか…と調べる。
12週ごろからおさまると記事にはかいており、この前病院でふくな8週だと言われたから現在は9週……まだまだ先は長い。
バイトを探すにしてもつわりが終わってからが望ましいだろう。
つわりの記事を読んでいると『妊婦健診に必ず行こう!』という文章が目に留まる。
何回も病院に行かなきゃいけないのか……先週行ったところでいいのか?お金が前みたいにかかったら出せない…などとグルグル考える。
学校だってお腹が大きくなって体育はできるのか?病院何回も通わなきゃいけないのに授業に出れるのか?妊娠と伝えずに何とか誤魔化せないか?などとも考える。
ほんとに妊娠してるの?してなかったりして〜と現実から背いてしまうこともあるのだったーーー…。
学校が終わり校門を出ようとする福ーーー…しかしそこには宝のお母さんがいた。
裏門から帰るか?などと福は考えるも、逃げても何も解決しないってわかったから正面から向き合うことに決める。
逃げると思っていた宝のお母さんは少しびっくり。
福を助手席に乗せて車を走らせる。
考えは変わったと宝のお母さんに聞かれ、福はどもる。
うまく言葉が出ずにいると、宝のお母さんは大学生の時に中絶したことを明かす。
当時付き合っていた宝の父親とは別の人で、同じく学生だった。
お互い就活前だったし想定外、育てられないから堕したという。
そのあとは無事就職して結婚して宝が生まれた。
後悔してないといえば嘘になる。
あの時の子を産んでいたらどうだったろう……と宝のお母さんは今でも考えるのだそう。
でも何度やり直しても結局同じ選択をすると思う。
宝のお母さんは信じられない?中絶するなんて命を何だと…って思っている?と話す。
でもら全てあったから宝に出会えた。
そうやって宝は生まれた…と呟く福に、宝のお母さんは「…あなたもだよ」と呟く。
ここで宝のお母さんはもう一度「中絶しなさい」とハッキリ言う。
勉強も部活も友達も恋人も、いろんなことを通して学んでほしいことがたくさんある……子どもはそうあってほしいと宝のお母さんは思っている。
社会に出るのはそれから……こういう話をもっとちゃんとしておくべきだったと宝のお母さんは、それがわたしら親の責任だと話をした。
しなくていい苦労なしてほしくないからーーー…そんな話をしている時、福は「その時の子はもし産んでたらいくつになりすか?」と呟く。
2人の間に沈黙が流れるーーー…そんな時外から車の窓が”バン”たたかれた。
それは外から宝が窓を叩いたためのものだった。
宝は話があるなら俺にすればいいだろ…とは母親に怒っている様子だが、お母さんは「どちら様?」と知らんぷり。
宝は言葉を改め、俺の話を聞いてください、とお願いする……しかし「嫌」と断られた。
ムッとした宝はドアをこじ開けようとガチャガチャとするので、宝のお母さんは福に出て止めるよう指示した。
宝のお母さんは手を顔にあて深いため息を吐く。
そんなお母さんに、福は宝を産んでくれたことへのお礼を告げる。
福は宝に会えてよかったからーー……宝のお母さんはそっぽをむき、自分は福に会わせたくなかったと冷たい言葉を投げかけてそのまま車は走り出してしまう。
車のナンバーは宝の誕生日だった……今まで気づかなかった。
宝は母親のことを謝り、なにか言ってたかと聞いてみる。
福は宝が大好きだって話をしていたと返すのだった。
宝はスマホを契約してきたけど、未成年じゃ契約無理で書類とか集めるのに手間取って遅くなったことを申し訳なさそうにする。
偉そうなこと言っておいて、宝は親がいないと何もできないことを実感した。
ほんとうに申し訳ないな…と呟く宝の名前を福は何度も呼ぶ。
“宝”……それは母から思いを込められた名前。
生まれてきてくれてありがとう、福はそう呟かずにはいられないのであったーーー…。


下に書いたよ~
あの子の子ども11話の感想・考察
あの子の子ども、いかがでしたか?(*^o^*)
中絶をしないことを決めた福。
そして中絶を選んだ宝のお母さん。
どっちが悪とかはないと思うんですよね。
その時の自分の最善を選ぶしかなかったわけです。
福のもし産んでたらいくつに…の言葉は宝のお母さんの心をえぐったでしょう。
きっと堕したことは一生忘れられないから。
宝のお母さんは中絶したんだ…と思いながら見ると、今までのセリフもまた違ってみえるかもしれません。
“宝”とつけられた名前。
ほんとうに宝物のように、大事で、来てくれてありがとうと思ってつけられた名前なんでしょうね。
心苦しい…けど宝も親とはまた違う、1人の人間です。
今後の展開ますます気になります!




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別冊フレンドの他作品もネタバレ記事書いてます♪見ていってくださいね(*’ω’*)



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最後までお読みいただき、ありがとうございました(*’▽’)


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